FPシミュレーション -貯金について-
FPシミュレーション(資金計画)
今回は「貯金」についてお話します。
マイホームを購入するしないに関わらず、貯金をしていく事は非常に大切です。
ほとんどの方は「万が一の為に」と貯金をされております。
さて、この「万が一」というのは具体的にどういった事を言うのでしょうか?
万が一の意味 → 万の中に一つ。めったにないが、ごくまれにあること
■車が故障したとき・・・。(修理費、買替費)
■急な病気や怪我をしたとき・・・。(治療費、入院費、生活費)
■他人に損害を与えた時・・・。(慰謝料、修理費)
■身内の不幸・・・。(葬儀費、法要費)
と様々な事が考えられます!
貯金額は多いに越したことはないですが、
実際はどれくらいあった方がいいのでしょうか?
向こう三ヶ月の給料分
があれば一先ず安心かと思います。
→月給手取り20万円ならば貯金額60万円
→月給手取り30万円ならば貯金額90万円
万が一のリスクヘッジを考えた時に
収入源であるご主人の仕事ができなくなった際にどうするかです。
●怪我で休職が必要になれば給料が無くなります。
※実際は傷病手当というものがありますので0円ではないですが。
●勤務先が倒産したりリストラにあったりすると給料が無くなります。
※自主退職でなければすぐに雇用保険がもれえますが少ないです。
3ヶ月あれば、ほとんどの怪我や病気は完治すると思いますし
失業した際も3ヶ月あれば次の仕事も見つかる可能性は大かと思います。
さて全国的な貯金額平均値(ファミリー層)は
平均値:1,182万円
※中央値:400万円(中央値の方が実感に近い数字です)
たとえば0円の人と100万円の人と1000万円の人の平均値は366万円になる為
0円の人も貯金があるようになります。
※中央値
データを小さい順に並べたときの中央にある値のこと。100人調査対象がいる場合、下から数えて50人 目の数字を中央値と呼ぶ。
※このデータは知るぽると:金融広報中央委員会というサイトが御座いますので
ご興味のある方はご覧になってみてください。
まずは年収の1.5倍の貯金を目指して頑張りましょう!
マイホーム購入の際
自己資金はどれくらい必要なのか心配される方がいらっしゃますが
結構ほとんどの方が自己資金0円でマイホーム購入されております。
少しでも自己資金を貯めて購入した方が良いとよく言いますが
貯金しても利息は0.00何%とメリットが全くありません。
今は住宅ローンの金利は歴史的低金利が長らく続いておりますので
定年の60歳までに住宅ローン完済を目指すのであれば
早く住宅ローン返済し始めた方が、年をとってからの苦労がなくなります。
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話は変わりますが
今週末の土日(3/7・3/8)OKEN-HOME完成見学会を
兵庫県丹波市春日町黒井で開催致しますので是非お越しください。
昨年9月以来の半年ぶりの完成見学会になりますので、少し緊張しております。
所々にこだわりがあるDesign houseです。
見所は数字以上に広く感じる間取り!1階の壁が全て漆喰(しっくい)塗りところです。